私がナスダック100トリプル運用休止を決めた理由【トライオートETF】
こんにちは、iNo(@ino_ism)です。
2021/7/16、インヴァスト証券からナスダック100トリプル自動売買注文の制限がかかると発表されました。
今のところは稼働中の注文はそのままとのことなので、いきなり何かが変わるというわけではないようです。
しかし私は今回、注文全停止、ポジション全決済し、ナスダック100トリプルの取引を一時休止することにしました。(撤退ではありません)
私がそう決断した理由や考えをお伝えしたいと思います。
※あくまで私個人の意見であって、他の方の判断や考えを否定する意図はありません。大事な資産に対することですので、皆様も色々考えてみてください。
金融庁の懸念はあまり気にならない
今回、金融庁からレバレッジ型ETFに対する注意喚起と、インヴァスト証券からTQQQ自動売買注文への制限がありました。
リスクが大きいということから金融庁により注意喚起されたわけですが、TQQQをトライオートETFで運用している方の中には底辺まで暴落しても問題ないように運用している方も多くいらっしゃるかと思います。
リスクヘッジを十分にしていれば、金融庁が懸念しているリスクに関しては、あまり問題ではないと思っています。
私が取引休止を決めた理由は別にあります。
先行きに不安を抱えたままポジションを保有したくない
私が懸念しているのは、今後の自動取引に対する取り扱いです。
今回は既に発注している注文はそのまま使えるとのことですが、これからどうなるかは分かりません。
仮に取り扱い自体がなくなり、それが暴落している時だったら。強制決済なんてことになったら目も当てられません。
これは杞憂かもしれませんが、安心して長期保有できないというのはTQQQ取引にとっては大きなデメリットだと感じています。
私は仮に暴落したとしても将来的には利益を確保できるという前提で運用していたため、その前提条件が崩される不安を解消できるまで休止しようと決めました。
過去最高値付近であり含み損がない
現在ナスダック100トリプルは過去最高値付近であり、含み損がほとんどない状態です。
コロナショックからガンガン上がりリスクオン相場となっていますが、デルタ株への懸念もありますし、そろそろ調整が入ってもおかしくないかなと感じています。
下がった後にいずれは上がるとしても、自動取引の先行きに不安を抱えたまま今の価格帯でポジションを取るメリットは非常に少ないと考えました。
自動取引注文停止前に参入したい!と考えている方も、冷静に検討することをオススメします。
市場が動いていない時間に注文だけ確保し、すぐに全停止して様子を見るというのもありだと思います。
完全撤退はしない
あくまで一時休止であって、完全徹底ではありません。
一度休んで冷静に状況を観察したいと思っています。
トライオートETFのTQQQは本当に素晴らしい投資手法だと思っているため、相場がまた下がってきたり、これからも安定して使っていけると思える状況になれば復帰しようと思います。
案外、少し休んでまたすぐ復帰もあるかもしれません。笑
代替ETF検討
また今回規制されたTQQQの代替のETFも現在検討しています。
TQQQと同様に将来的に上がっていくことが期待できるS&P500のダブルが最も有力かなと思っています。
ただ、TQQQから人が流入してすぐに規制が入るという懸念もあります。
その他リターンが大きい商品も多くありますが、私はあくまで長期的に保有しても良いと思える物を選びたいと思っています。
将来的に上がることを信じきれない銘柄で、暴落が来てしまった場合。
含み損を年単位で抱え続け、ずっと金利分を払い続けるというのは精神的に耐えられないと思います。
そのため、投資対象と戦略は慎重に検討したいと思います。