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【2022年最新版】投資信託積立での証券会社比較検討【SBI・楽天・マネックス】

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こんにちは、iNo(@ino_ism)です。

ここ最近、楽天証券の投信積立ポイント関係の変更が投信積立界隈を賑わせていますね。

そこへSBIの移管無料キャンペーンやマネックスのカード積立開始など、三つ巴の戦いが繰り広げられています。

今回は2022年2月現在の最新情報をもとに、投信積立におけるSBI、楽天マネックスの3社を比較検討します。

 

 

結論

今回は、証券会社を『投資信託積立』と『ポイント還元』に主眼をおいて比較検討しました。

そのため、その他の部分については度外視しています。

 

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やはり現状では、楽天証券はポイント還元率の改定により、他2社に比べ一歩劣っています。

SBI証券マネックス証券はほぼ同条件となっています。

長期保有の場合は投信保有ポイントが高いSBI証券、短期売買であればクレカ購入ポイントが高いマネックス証券がやや有利ではありますが、大きな差ではないかと思います。

 

楽天証券のポイント還元率改定

投信保有ポイントの改定

楽天証券では現在、投資信託保有額に応じて毎月、投資信託資産形成ポイントが獲得できます。

しかし2022.4から、特定の金額に到達した1回目のみポイントが得られるシステムに変更されることとなりました。

またそのポイントは従来の保有ポイントよりも金額が低くなっています。

 

長期投資では複利保有額が増えていくので、それに応じてポイントを得られるサービスは非常に有用です。

SBI証券マネックス証券では保有額に応じて毎月ポイントが得られるため、楽天証券は長期積立投資における優位性を失う形となりました。

 

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www.rakuten-sec.co.jp

 

クレカ決済の改定

楽天証券では現在、クレカ購入で1%のポイントが還元されています。

投資信託を積み立てるだけで、年間で6000ptも得られるという素晴らしいサービスです。

 

しかし今までクレカ決済1%還元だったものが、2022.9より信託報酬に応じて1%と0.2%に分類されることとなりました。

これにより、eMAXIS Slimをはじめとした優良な低コストインデックスファンドは軒並み0.2%還元となってしまいます。

一方、楽天レバナスやeMAXIS NASDAQ100インデックスといった、信託報酬がやや高いファンドは1%の還元となります。

 

 

またクレカ決済の代わりに新しい決済方法『楽天キャッシュ決済』というものが月5万まで0.5%還元で利用できるようになります。

これがまたややこしいのですが、楽天クレカから楽天キャッシュへオートチャージする際に0.5%の還元が発生し、そのチャージされた楽天キャッシュで投資信託を積立購入できるというシステムとなっています。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を例に挙げると…

【変更前】

月5万円クレカ決済:50000×1%=500pt

→月5万円購入可能で500pt入手

 

【変更後】

月5万円クレカ決済:50000×0.2%=100pt

月5万円楽天キャッシュ決済:50000×0.5%=250pt

→月10万円購入可能で350pt入手

 

ということになります。

購入上限金額は増えましたが、ポイント還元率が下がっているのであまり意味はありませんね。

 

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ポイント還元率の改定は2022.9以降となっており、それまではクレカ決済で1%のポイント還元は得られます。

また、2022.8~12までは楽天キャッシュ決済のキャンペーンにより、0.5%から1%に還元率が増える予定となっています。

ギリギリまで楽天でポイント還元を受けるとしたら、2022.8までクレカ決済を続け、そこから楽天キャッシュ決済に乗り換えて2022.12まで継続するという流れがベストです。

来年の12月段階でSBI証券マネックス証券のポイント還元率が下げられていなければ、他2社を優先的に利用するようにすれば良いかと思います。

 

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www.rakuten-sec.co.jp

 

マネックス証券のクレカ積立サービス開始

マネックス証券では、マネックスカードによる投信積立サービスが2022.2.25より開始予定となっています。

ポイント還元率はなんと業界最高の1.1%です。

今まで投信積立に関してはSBI証券楽天証券の戦いでしたが、そこに強力なライバルが加わりました。

 

info.monex.co.jp

 

あとがき

楽天証券のサービス改定、マネックス証券のクレカ決済開始により、投信積立の証券会社選択は今までとは大きく変わることになりました。

私は現在3社で5万円ずつ積み立てていますが、楽天証券の1%還元がなくなる2022.12頃にまた積立金額や証券会社を見直したいと考えています。

その頃には他2社のポイント還元率が変わっていたり、他の証券会社もクレカ積立サービスを始めているかもしれませんしね。

これから証券口座を開こうと迷っている方は、いっそのこと3社とも開設して、その時々で選択するのが最も効率が良いのかなと私は考えています。

 

 

ただでもらえるポイントは貰って、お得に投資していきましょう。

それでは!